③【2019年】

父親、精神状態がさらに悪化。

黙って出て行った筆者の新居を調査したり訪問したりはしなかったが、実家で母親や妹に対するモラハラや経済的・精神的DVが過激に。

 

→今まで筆者をターゲットにしていたのが、筆者の家出を機にハラスメントのはけ口が母親に変わってしまったらしい。

 

父親の担当医曰く、元から強迫性障害を患っていた可能性が高いとのことで、今回のうつ病罹患をきっかけに過激化したらしい。(母親がこっそり病状を聞き取りに行った)

・入浴や食事など、何事にも決まった手順にこだわるようになる

・異常に潔癖になる

・一度実家に帰り、療養するように提案しても帰らない

・家族が声を出しただけでとうるさいと言われるので、家庭内の会話は全てLINEで済ませるように

・父親自身で食事の用意ができないので、専業主婦の母親が働きに出る事を許さない

・その割にはこだわり症状のせいで、同じスーパーの同じ弁当しか食べず、他の弁当を購入すると怒鳴る

 

…などなど、異常な行動に出始めた。

(自律神経失調症更年期障害強迫性障害統合失調症自己愛性人格障害あたりのどれかを併発していたのでは?という疑惑はあがった。本当に救いようがない。筆者も多少潔癖症ではあるので、遺伝で将来こうなるのかな、と考えると筆者を産んだ両親が憎い)

 

さらに行動パターンも非常に限られたものになり、

①薬局に自分専用の水を買いに行く

②月に一度だけ通院し、その帰りに貯金の切り崩しのために銀行

それ以外はずっと家にいるため、(する気があるかは別として)逃げ遅れた母親と妹はまともに引っ越しができない状態になった。

 

母親も、隙あらば筆者や妹に対してLINEでずっと父親の問題点を垂れ流してくるので、

痺れを切らした筆者は弁護士を通すことや、精神病院に強制入院させることを提案し始める。

 

というのも、母親と妹は父親からのモラハラに長く晒されすぎた影響で、日頃からちょっとした物音で体が震え上がるほど追い詰められており、筆者は2017年の時点で「ああなったらもう無理だから、離婚した方がいい」という旨を主張していた。

しかし、離婚や別居をしようにも父親の貯金で生活している以上、逃げたあと自立できるかという不安から、母親は離婚という選択肢を採れないでいた。

一度父親の親族にも、なんとか離婚しない方向で解決しないか相談したらしいが「そちらの家族のことはそちらで解決して欲しい」と、全く協力してくれなかった。

何より、母親の主張は昔から一貫して、「いつかきっと昔みたいな父親に直ってくれるはず」と都合良く期待する、よくあるDV被害者状態になってしまっており、筆者もいつの日からか説得する気が失せるほど呆れてしまった。

しかもその意思決定の陰で一番犠牲になっているのは現在進行形で進路がボロボロになっている妹だったから、本当に怒りが湧いた。

 

 

この年に、母方の祖母から、自分の親族の話を聞かされた。

どうやら僕の出産の時に一悶着あったらしく、
しかも父親の親族が精神疾患持ちの家系だったことが発覚。(具体的には父親の両親、さらに父親の姉の旦那もうつ病経験者)

このあたりの話を聞いて、全てに納得がいった気がする。

なんかもう、産んでほしくなかったなあという感情しかないです。。。

 


筆者は一人暮らしで仕事をしながらハロワに通うも三年連続で公務員試験全滅。
この年あたりから人物重視の試験が増え、大学時代に必死に筆記試験の勉強してきたことがほとんど無駄になるような人物試験が多いのもかなり痛手だった。
新卒枠で受けられるのは来年が最後なので、来年に全てを賭けることにした。